|
中国・シャンハイ 4/22
リーガル・プリンセスのクルーズ客約1200人は、例によって十数台のバスに分乗、いくつかの目的地に向けて出発。 バスはご覧の通り、文字を除き「非アジア的」、ガイドの英語もこれまでで一番よく、香港のそれを凌ぐ。 今日はランチつき、9時間所要の「シャンハイのベスト」で行く。 うまい中華料理が食べたい。 とくに麺が。 船の食事にはもう飽きた。
映画「Empire of the Sun」では、このもとドイツ租界だったという「Bund」という名の通りの、あるホテルの窓に日本の駆逐艦が開戦第一発目を加えるところがある。 12月8日の未明である。 バスで通りながら首をひねって見るがどのビルかわからない。 上海には戦前から各国の租界があり、それだけに結構街は整っていたようだ。 ガイドは「ビルの90%は、この十年で建てられたものです。」と強調していたが...。 右はアジア最高のタワー、400mとか。 東京タワー(334m)よりかなり高い。 川の両岸で新旧ビルの対比が鮮やか。 ![]()
市内で唯一の骨董的価値のあるお寺らしい。 上海玉仏寺、Jade Budda Temple という。 白磁にJade をはめ込んだ仏像があるからで、これは19世紀の終わりごろ、中国僧がビルマから持ち込んだという。 この建物はいわゆる講堂に相当するものらしい。
なにしろ船の客がいずれ全部と、ローカルのおばあちゃんの団体とかが加わって、こまごました境内が人で一杯だ。 押され押されだし、説明も英語はもちろん、中国語、はてはフランス語まで加わって、いやうるさいこと。 ご本尊のブッダは撮れず、寝てるほうがすいてるし、綺麗なのでそっちを取ってきた。 写真撮るのもわれ勝だ。 今回の旅行はずーットこういう調子だった。 いまプリンセスは、10万トンの船を作っているそうだが、これよりさらに乗客が増えたら、一体観光地はどうなるんだろう。
中国のどこから集まってくるのだろう。 ひとのよさそうな顔ばかりで、ちょっとほっとする。 写真とってたら、おいでおいでして饅頭食べろという。 これこそ地獄に仏だ。 ワハハ。
「佑園」明、清時代の支配階級の遺産。 曲がりくねった細い道が、いろいろな中国式庭園に通じているが、その道を人がすべて埋めていればどうなるか。
遂に雨が降り出した。
ここは上海の「五番街」といわれる「南京路」。 あらゆる店が並んでおり、ちょっと浅草に似ている。 甘栗やの女の子がかわいいので二袋買った。 赤羽と成田に。 回転寿司もあるが、入る勇気がないので、店先でつくり売りしてる豚マン2ケ買った。 半分分けして食べながら歩いたが、あと一つは結局食べなかった。
中国のおのぼり女学生。 きっちり制服を着て、ピンクのリボンがかわいい。
いよいよ日本も近いな、という感じ。
こちらは「子供の宮殿(Children's Palace)」?といわれる放課後学習の子供たち。 結構立派な施設があって、母親たちが車で送り迎え。 音楽やバレエなどを習ってる。 面白いのは、外国人の観光コースには必ずこれを組み込むらしい事。 なんでも自慢する成金趣味といったらしかられるかな。 でも子供はまじめだし、小さい子は本当にかわいい。
![]()
上海博物館。 外観の特異さもさることながら、内部の吹き抜けのデザインはいい。 たしか IM ペイの設計と聞いたような気がする。展示はもちろん中国の古代の陶器から近代の書道まで、最高のものを集めているし、小数民俗の文化、歴史など興味深い。 一日かけてゆっくり見たいところだ。 一時間ではとても...。
「ベスト・オブ・シャンハイ」もいいが、人ごみのなか走り回った一日を終えて、いま夕日に出帆。 1千万都市を一日で見るなんてどだい無理だ。 まあ、気に入ったところへはまた行けばよい。 これから船は黄海を横切って朝鮮半島の南端へ向かう。 明日は丸一日海の上。 さあ、1杯飲もう。 |