Bangkok
タイ・バンコック


4/7-4/11



 家をでてから成田を経由して24時間(実飛行時間20時間)、やはりかなり疲れて真夜中に入ったホテル(シャングリラ)から、一夜明けて眺めるバンコックの風景。    バンコックは水の町という印象だ。 大きな河はこのチャオプラヤ川一本だが、あちこち運河が走り、土地が低いのか、水がたまっているところも多い。 しかも水はすべて泥水。 東南アジアの水とは泥水の事と思えば間違いない。  さて今日は仏像と水上マーケットの見物だ。






 
ホテルを出れば真夏の暑さ(30度C)と湿度。めがねが曇る。 ウーン参った。 ききしにまさる喧騒と猥雑のまちを、ホテル仕立ての観光バスで行く。 乗客はすべて11日からのクルーズの客ばかり。 すなわち年寄りばかり。 中には車椅子の人も。 大体が車内で動作が鈍く、押したりしないから、乗り降りに時間がかかって大変だ。 これが後で災いのもととなる。

時下20億円といわれる黄金佛を祀るワット・トライミット。 小さな汚い寺で、観光客が一杯で身動きも取れない。 物売りをふり払いながら進む。 この仏像は口が突出していて、なんともいえないグロテスクな表情をしている。 金(きん)でなかったら、誰も見向きもしないだろう。

 

 

バンコック名物 Toktok の走る街。 3輪の車体に3人分の客席を設けたもの。 トクトクいいながら走るのでその名がある。 極彩色に塗りたくり、Made in Thailand なんて書いてかわいい。
 


これがタイ政府肝いりの水上マーケット(ダムヌン・サドアク)。 私がはるか昔に訪れた、ワット・サイなどはいい雰囲気だったが、これら市内の水上マーケットが、観光客で身動き取れなくなり、政府が80km も離れた郊外の湿地帯に作ったもの。 ここも観光客が詰めかけ、みやげ物売りばかりがうるさくて、ひなびた雰囲気がひとつもない。 見るだけでもカネ、なんでもカネ、小船はもちろんのこと。   汗をだらだら流しながら泥水のクリークを行く。 水路に沿って立つ掘立て小屋も観光資源らしい。





タイで最高の地位と格式を誇るといわれる「エメラルド寺院」ワット・プラケオの庭。 下積みのヤツに興味がある。 
それにしても見よ、この人出。 クルーズ船一隻でさえ1500人、それに中国人、韓国人、日本人。 ガイドのこの赤い日傘を見失ってしまった。












 暑さでうんざり、もういいという顔。 ここで信じられない事が起きた。 一緒のバスの人が動きが遅く、こちらがいくらゆっくり歩いても、ガイドのいる集団より前へ出てしまう。 寺の中庭に入ってカメラでパチパチやっているうちにガイドと離れ、群集に押されて寺院側から王宮側へ出てしまった。 気がついて戻ろうとしたが、寺院側への逆流はダメ。 いくらもがいても戻れず、親切な若いタイの女の子のガイドが守衛と交渉してもダメ、結局本尊のエメラルド仏は見られなかった。 黄金のパゴダも見なかったような気がするし、王宮の建物もどれがなんだかさっぱりわからず、頭に来たのがこの顔。   






  さて今日は乗船の日、相変わらずの晴天で暑い。 朝8時、一路高速道路を南下して 新しい港ラエム・チャバンを目指すが、その途中バンコックの避暑地パタヤー近郊の動植物園によって、象と遊んだり、民俗舞踊を見る。 ここの象のショウは、さすが象の本場だけあってちょっと他で見られない。 十数頭の象が出演、いろいろな術を公開する。 タイでは象を大切にするので、ショウの後は水浴びさせてやすませるなど、見ていても安心だ。
絢子は前からの念願だった象に遂に乗れた。 これで本望かな。 落ちたら大変だが、以前メキシコの海岸で、パラグライダーに乗りたがるのを、乗せなくていまだに言われるので、今回はやむなく同意。


おまけにこんなことまでしてご満悦。 結構お転婆なんだから。















    パタヤーの海岸のホテルで昼食、タイ料理だが中国風でまずまず。 そのころから空が怪しくなり、船が待つ港に向かう頃は雷鳴とともに豪雨が襲ってきた。 さすが南方だな、という感じ。 まもなく港に接近すると、雨の中、私たちの乗るリーガル・プリンセス号の白い巨体が見えてきた。









  バンコックに丸二日いて、混雑する観光地と交通の渋滞のため、見るところも見られなかった不満を抱きつつも無事乗船。 
 船がマレー半島に沿って南下を始める頃には、美しい南海の夕やけが。

航海の無事を祈りながら乾杯! 

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