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1997年3月1日の正午、この写真に写っている |
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場所はカリフォルニア州、サンタローザに近いSpring Lake 。アメリカの数ある有名レイクと比べると、かなり小さいと感じる湖である。 ヒットルアーは、9インチ [約22.5cm]
のキャステイク.トラウトルア-、ラインは25ポンドを使用。元祖A.C
Plug
ルアーを始め、もともとこれらの巨大ルアーは、2mクラスにも育つストライプド
バス [STRIPER]
用に作られ販売され始めたものである。しかしこのルアーが作り出す、そのあまりにもリアルな動きはニジマスを主に補食している
Giant Bass
をも魅惑、10パウンドオーバーのバスを釣り上げる人々が続出した。
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さて、話をDuclos氏に戻すが、彼はこの巨大BASSをおよそ2分でランディングに成功。 その後、ワイフに頼んでワザワザ家から持って来てもらった家庭用体重計で計量、そして記念写真を取った後にリリースをした。この時のウエイトは24ポンド [ 約 10800g ] 。後に多くの専門家が、この写真を元に出した結果によると、全長は72.5cm から 77.5cm 、胴回りは 75cm はあっただろう、との事である。これまでの世界記録が60年前に出た22ポンド強。今現在、新たな記録を出した者には合計100万ドル以上もの賞金が某有名釣り具メーカー数社より出されることになっている。と、なれば 優にこの記録を超えるDuclos氏のBASSは?! |
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ここで彼がBASSの計量に使用した、家庭用体重計が問題になってくる。ここアメリカでは州認定のScale [ はかり] が各有名レイクには備え付けられている。不正を行わせない為にもこのスケールを使用しないで提出した記録は認定されず、これに加えて第三者による証言もないと認定されない。では何故Duclos 氏はこのスケールを使わなかったのか? この部分がいまひとつはっきり発表されていなかったのだが先日ようやく確認がとれたのでここに書き記すことにする。 |
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Duclos氏は長年 Bass Fishing に慣れ親しんできたわけだが、その長いキャリアのなかで最も自慢とすることが一つある。それは、今まで自分が釣り上げてきたBASSを一匹も殺すことなくリリースしてきた事であった。Bass Fishing を愛し、なおかつ Bass自体をこよなく愛し続けてきた彼は、この 巨大BASSを釣り上げた時も一刻も早いリリースを考えたそうである。 運の悪い事にこのレイクには、先述した州認定のオフィシャル スケールの設置がなされていなかったらしい。しかし、何といっても未だかって見たことも無いサイズのBASSである。しばらく考えたのち彼は、自宅にいたワイフに連絡を取り、近くのタックルショップに立ち寄り認定スケールを持ってきてもらうように頼んだそうである。 が、そのタックルショップの店員は忙しい事を理由にスケールの貸し出しを拒否! |
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これらの経緯によりこの問題の巨大BASSは、彼女により持ってこられた家庭用体重計にて軽量されるに至ったわけだが、この時点で出た数値は優にこれまでの記録を塗り替えるものであった筈である。ところが、何ということであろうか?
Duclos氏の供述によると、いままでの世界記録のウエイトは27ポンド以上である、と記憶違いをしていたと言うのである。それゆえに、これまで通りにリリースをした、と。 |