2001年7月29日「家庭における神の秩序」
序; この説教を準備しながら結婚式のことを思い起こしていました。花婿が妻になる女性と共に呼ばれ二人が一つになるように宣言されます。結婚式の中で「結婚の目的」が語られ、「結婚は軽々しく扱われるべきではなく、神と人との前に重んじられるべきです。そしてこの結婚が神の栄光を世のなかに証していくものとなるように」と語られます。私はしばしばこのように付け加えます。「神様の意志により、時がくれば子供達が与えられ、家族全体で神様の証人になるように」と。家族を育てていくのは私達クリスチャンの人生において多分もっとも大きなチャレンジであると思います。けれどもそれはもっとも偉大な恵みの一つであるともいえます。家族を形成していく上で、大きな助けになるのは今日のメッセージのタイトルでもあります「家庭の中の秩序」を知り、実践していくことです。夫にも妻にも子供にも特別の役割が与えられています。結婚は夫と妻から始めます。まず力関係からくる葛藤を避けると言う意味での調和をたてあげる必要があります。私達は自分の力を神様の管理の元に持っていく必要があります。一つの例をご紹介しましょう。このカップルの名前をイゼベルとアハブといたしましょう。この二人は第一回目の結婚カウンセリングに私のオフィスへやってきました。椅子に座る前にアハブが話し出しました。「先生、私達はカウンセリングを受ける前に一つの問題を解決しておく必要があるのです。」「いいですよ」と何が次に起こってくるのか思いめぐらしながら答えました。「私達は二人とも強い意志の持ち主であることを知っています。イゼベルは意志が強く、私もそうなのです。私が家族のリーダーでいることで起こってくる問題をどのように解決していけばよいのでしょうか。」私は答えました。「あなた方二人が両方ともしっかりした良いリーダーであることを知っていますよ。あなた方は二人とも神様の道に従いたいと願っていますねそしてそれはとても良いことです。素晴らしい結婚をされることでしょう。」私はイゼベルのほうに向いて言いました。「イゼベル、あなたがとても強いことを私は知っています。そしてあなたはいつも良いリーダーでしたね。家庭の中でも長女として良いリーダーでした。又教会の中でも活動的で良いリーダーでしたね。神様はあなたに強い性質をお与えになりました。そしてそれは良いものです。でもあなたの結婚生活においてはアハブが一家の頭であり続けるために、できる限りのことをするのだという強い意志を働かせなさい。そうしてくれますね、イゼベル?」彼女は頷き、私達は結婚前に受けなければならない2時間ずつ6回カウンセリングの第一回目を始めました。


 今日の本題に入って参りましょう。「家庭における神の秩序」という題です。私達が今どの部分にいるのか、お配りした表をご覧下さい。私達は丁度真ん中の神様の支配下にある青年のところにいます。詩編19:5に、「花婿がその部屋から出てくるように」とありますが、それは彼が結婚式に臨む用意ができているということです。その青年の下に力と知恵と書いてあるのに注意してください。その青年は1,神様の支配下にある力、2,結婚における神様の知恵の両方を必要としているのです。

A,1,図表の復習
2,山上の垂訓の8福

B,
I、 家族のメンバーへ。 愛を持って互いに仕える
 エペソ人への手紙では神様の管理下にある体について語っています。
 コロサイ人への手紙では体は頭であられる天におられる主イエスの知恵を求めていると語っています。
 聖霊によって支配されなさい。
 表に示されたテーマの明らかな違いをみてください。
 エペソでは「柔和であれ」そしてお互いに服従しあいなさい。
 コロサイでは飢え乾く。お互いに教え、戒めあう 

<まとめ>
 父親も母親も子供達も一人一人が一つに結ばれている家族として、私達は1,お互
いに従順でありましょう。2,

愛を持ってお互いに教えあい、戒めあいましょう。

II, 妻達(母達)へ    エペソ5:22−24
 柔和さの模範となる。
 服従する、仕え、教える。
 一致を保つ
 主人を家庭の頭として尊敬する
 常に感謝を持って愛によって仕える。
<まとめ> 
私達は家族としてお互いに従順であるべきことを覚えておきましょう。
しかしこの一番大切な職務は妻、つまり母親の手の中にあります。家族に対して柔和さの模範となるのです。そうすれば子供達も主に従うように親に従います。Iテサロニケ人への手紙を読んでください。パウロはテサロニケの人々に「しかし私達はあなた方の間では母親のように優しく接した」といっています。又2:11,12では「私達があなた方一人一人をどのように扱ったか覚えていてほしい。それは父親が自分の子供に対するようにあなた方の信仰を刺激し、励まし、指導したのだ。私達のただ一つの目的はあなた方を神の国のすばらしさを分かち合うようにと召してくださった神様に相応しいものとして生きるように助けることだ」ともいっています。ポイントのIIIでも言えることですが、家族の要としてお互いに従順であり、家庭を導きましょう。

III,夫達(父親達)へ    エペソ5:22−24
 頭として服従し、導く。
 御言葉や、義に飢え乾く敬虔な模範となる。
 御言葉を教え、戒めを与える。
 目標として愛を持ち続ける。
 妻を養い、慈しむ。
 子供達を主に導くためにいらだたせたり、辛く当たってはいけない。
<まとめ>

 あなたの一番大切な役割はリーダーであることを覚えておきましょう。コロサイ3:16「キリストの言葉をあなた方の内に豊かに宿らせなさい。そして愛をもってお互いに教え、戒め、導きなさい。」

IV,子供達へ、    エペソ6:2
 両親に従いなさい。
 父と母を敬い、長生きしなさい。
 愛によってお互いに教え、戒めなさい。

<まとめ>
 今日のメッセージの冒頭で触れた一組のカップルを覚えておいてください。彼らは素晴らしい家庭を築き、イエス様の大胆な証人になっています。私達の目標もそうありたいです。