| ABOUT MUSICIANS |
好きなミュージシャン、影響を受けたミュージシャン等について書いてみます。
書いていて気づいたのですが、日本人は別として影響を受けた海外のミュージシャンに黒人がいないのです。勿論、パーカー、マイルス、コルトレーン、ウエス、バレル等々かなり聴き込みました。好きですし、素晴らしいと思います。当然のことです。しかし、どういうわけか自分の中に根づくことはありませんでした。あくまで勉強材料であったのかもしれません。といっても白人のプレイであってもそのルーツは黒人にあります。ブルースに端を発した音楽はすべてそうでしょう。しかし、私はどうも「白人(というと正確ではないかもしれないが)」というフィルターに通された音に親しみを覚えてしまうようです。
水野正敏 ( MIZUNO METHOD )
水野氏のソロアルバム「Method」は圧巻(!?)、必聴すべき名盤です。テクニカルであり、カラフルであり、様々なイメージを連想できる、ある意味で私が目指す音楽の理想形を構築されて居られます。ポートフォリオ、3X3、フラジャイル等のバンドにも参加及びプロデュースされておられますが、果たして氏の本質はどこにあるのでしょうか、本当に懐の広い、まさに「ミュージシャン」といえるでしょう。私のデモCDの中の1曲である「Alone」のベースラインの原形は氏によるものです。改めて感謝いたします。これからもご指導ご鞭撻の程、お願いいたします。
SUB-1001/METHOD
水野正敏、村上ポンタ秀一、古川初穂、久保寛一郎、+梅津和時、仙波清彦、
藤沢秀樹、(1stソロ・アルバム)<Sub Conscious Label>松下誠
松下氏の音楽を初めて聴いたのは「Pressures and Pleasures」とういうレコード。初めて聞いたときは何とも思わずそのままレコードラックへお蔵入りかと思ったのですが・・・・しばらくして聞き直したときはびっくり。まったく別物として聞こえてきました。氏はその後AB’Sに参加、自己のバンド「パラダイム・シフト」を結成。すばらしい音楽を創造されてこられました。縁がありニュージーランド時代に一緒に仕事をさせてもらいましたが人間的にもすばらしい方です。
THE PRESSURES AND THE PLEASURES [1982] MOON RECORDS 宮之上貴昭
師匠のひとりです。宮之上氏はウエスのごとく親指だけで弾くことで有名ですが、ピック弾きもものすごいです。(ピックを持つとバーニー・ケッセルに豹変します。)今思えば、氏の音楽やジャズに対する姿勢や考え方は、今まで出会った日本人の中で一番アメリカ人よりだったような気がします。
Me Myself & I [1999] KING KICJ-373
Phillipe Saisse
この人のサウンドはとにかく素晴らしい。個人的に会って色々話をしてみたいですね。 このサウンド・ワールドをギターをフィルターにして出せないものかと・・・・。またこの人は元々打楽器奏者であり、バイブ奏者とあるとのこと。なるほどリズムに対してのこだわりはそうしたバックグラウンドから来ているのでしょう。
Masques [1995] verve Jim Hall
トーンといい、ツーファイブをあからさまに弾かないフレーズ回しといい、ビルエバンス的な繊細さといい・・・いうことありません。やはり「フレーズはリズム」ということを再認識させられます。最高です。しかし、この世界は真似ようと思っても真似ることが出来ない今もって不思議なサウンドです。
Larry Carlton ( HP of L.C.)
ロック寄りのギタリストとしての理想はやはりカールトンです。といっても何でも良いというわけではありません。特に最近のプレイはあまり好きではないのですが、マイケル・フランクスやスティーリー・ダンでのプレイ、特にドナルド・フェイゲンの「Night Fly」でのプレイはいいですねえ。
Royal Scam
Pat Metheny ( PMGLN )
説明は不要でしょう。最高のサウンドクリエーターのひとりだと思います。私にとっての彼の最高作はすこし古いですが、「オフランプ」と「トラベル」です。そして「スティル・ライフ」が続きます。あとは「シークレット・ストーリー」のライブビデオ。これは永久保存版(?)ですね。メセニーは好きなのですが、あまりフレーズをコピーしてどうのこうの・・・という対象にはなかなかならず、ただ漠然とその音世界に身をゆだねるだけですね。ここまで自分の美意識をかたくなに守りつつ、どんどん新しいサウンドに踏み込んでいく姿は偉大ですね。
Travels / Pat Metheny Group Crusaders
CDのプロデュースでお世話になった、Wayne HendersonそしてCrusadersを挙げないわけにはいかないでしょう。そういえば高校2年の頃でしょうか。CrusadersのThose Southern Knightsを聴いたのが最初で、カールトンを聴いたのもこれだ初めてだったと思います。その頃はやっていたクロスオーバーとは一線を画する「あまりカチッとしていないバンドサウンド」という印象を当時は持ったと思います。改めて聴いてみると広い音楽性とファンク魂を感じます。
Those Southern Knights