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Cinema Sha-verite... vol.14

              

"007/The World Is Not Enough"


November 20, 1999 (Sunday)

General Cinema Avco Theatre, Westwood $5.50
監督:マイケル・アプテッド
出演:ピアース・ブロスナン、ソフィー・マルソー、デニーズ・リチャーズ


007シリーズ19作目。今回の敵は、核爆弾で世界を混乱に陥れようとする
テロリスト(「フル・モンティ」のロバート・カーライル)。

大富豪家の令嬢エレクトラ(ソフィー・マルソー)が誘拐されて、その身代金を
ボンドが取り返しにいくところから映画はスタート。エレクトラも自力で逃走し、
ボンドの活躍で身代金は無事に取り戻せたが、英国情報局にお金を取りに来た大富豪は
札束に仕組まれていた爆弾の犠牲にあってしまう。エレクトラが再び狙われていると
心配するMは、身辺保護のためにボンドを彼女の元へ送るが・・・

はっきり言って今回も空振りでした。
なんといっても「核爆弾」をネタに使うなんていうのは古すぎます。
「ダイハード」のように、テロリストのように見えて実はただの泥棒だったというほうが
説得力があるような気がします。

前作から音楽を担当しているデビッド・アーノルド。この人、ボンド映画への
オマージュアルバムを作っていたりしてて、結構スキモノだというのはわかるんですけど、
ジョン・バリーをあまりにも意識しすぎ(敬意を表わしすぎ?)。テーマ曲も前作の
シェリル・クロウの歌同様まったく魅力なし。(最近、久しぶりの「ユア・アイズ・
オンリー」を観ましたが、ビル・コンティの音楽、良かったなぁ・・・)

ピアース・ブロスナンのボンドもこれで3作目ということもあって、
ちょっとは板についてきたような気もしないわけではないですが、僕はどうも
ピンと来ないですね。どうしても感情移入できない。クールというだけで
格好良くない。女性映画ファンはどう思ってるんでしょうか?

かわいくてセクシーなデニーズ・リチャーズが核兵器エキスパートというのも
無理がありすぎます。(彼女の名前が「クリスマス・ジョーンズ博士」というのも
ヤリスギ)個人的に好きなので許してあげたいと思ってもこれだけはアカン・・・。
また、彼女のセリフはアフレコされている箇所が多く、演技に伴うセリフ回しじゃ
なくなってるというのも気になりました。アフレコ、苦手なんかなぁ?

アクションシーンも良かったのはタイトル前のスピードボートチェイスくらい。
(「レイダーズ」のトラック・チェイスをスピルバーグに代わって撮った
 ヴィック・アームトロングが第2班監督としてこのシーンを担当したそうです)
クライマックスはボンドとテロリストとの殴り合いだけで終わってしまうし。

良かったと言えば、ソフィー・マルソーがとにかく美しかったことかなぁ。
ホンマにべっぴんさんですわ、あの人は。

消化不良になってしまったので、ティム・バートン新作で後味を良くして、と・・・





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