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Cinema Sha-verite... Vol. 13 / 2002


「サイン」
"SIGNS"

August 28, 2002 (Wednesday)
完成披露試写会@厚生年金芸術ホール

監督:M・ナイト・シャマラン
出演:メル・ギブソン、ホアキン・フェニックス、ローリー・カルキン、M・ナイト・シャマランほか


前作「アンブレイカブル」には満足していなかったので、今回もあまり
期待はしていなかったのが良かったのか、結構楽しめました。
ヒッチコックを意識した全体のリズムは心地よく、ほかの作品ではあまり
耳にすることのないしっかりしたサウンド処理には好感を感じました。

ただ、ストーリーが「トワイライト・ゾーン」や「Xファイル」のエピソードまるだしで、
そんなにビックリするほどのオリジナリティは感じられませんでしたが、役者もいいし、
演出には重量感があるので、グイグイ引っ張っていってくれます。ちょっと間違えば安っぽく
なってしまいそうな素材を、ひとつの家族に焦点をしぼったことが良かったのでしょう。

ミステリースリラーの形をとりながら、いたるところにコメディックなセリフやシーンを
入れているのには笑いましたね。これは監督のセンスなんでしょう。先にアメリカで観た友人が
「政治くん、あれはコメディですよ!」と言ってた意味が良くわかりました。残念ながら字幕では
監督が意図する面白さが伝わっていませんでしたが・・・。
(英語嫌いだった僕が英語を勉強し始めたのは、字幕ではセリフのニュアンスが伝わってこないと
 知ったからなんです。)

唯一の不満は「俳優・シャラマン」。
ヒッチコックのようにチラッと出るならまだしも、とても重要なキャラクターとして
ヘタクソな芝居で出演するのはもう止めたほうがいいと思いました。
{スパイク・リーも同様。彼の芝居はもっと下手ですが・・・)




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