トップページへ

Cinema Sha-Verite...トップページへ

Cinema Sha-verite... Vol.2 / 2002



「E.T./20周年アニバーサリー特別版」
"E.T./20th Anniversary Special Edtion"

May 19, 2002 (Sunday)
大阪府・ワーナーマイカル茨木/スクリーン#9 (¥1,600)

監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ヘンリー・トーマス、ピーター・コヨーテ、ドリュー・バリモアほか

映画史に残る名作を観るとどうしてこんなに気分が良くなるのか、と
不思議に思ってしまいます。

作り物だと思っていても、主人公E.T.に感情移入してしまうのはやはり
スピルバーグが良く口にする『映画のマジック』なのでしょう。

この20周年記念版では、お蔵入りになっていたいくつかのシーンが
披露されているほか、かなり細かくディジタル処理がなされているカットが
ありました。その中で、オリジナル版と最も違うのは、追っ手から逃げるために
エリオットたちがE.T.の魔法の力で飛んで行くシーン。政府関係者がライフルを持っていたのが
新しいヴァージョンではトランシーバーに変えられています。

僕自身、ロスで強盗にあったこともあり、銃の所持には大反対です。
スピルバーグがこういう処理をしたかったという気持ちもとても良くわかります。
ですが、ドラマの盛り上がりのことを考えたらどうなんでしょう・・・?
子供たちに銃を向けようとする大人たちは悪であり脅威でもあります。
そんな大人たちに追いかけられているエリオットたちに観客はどうしても
逃げきってもらいたい!と願うわけですが、銃のカットがなくなったことによって
そのあたりのハラハラドキドキのインパクトが薄れてしまったのではないかと
ほんの少し感じました。(銃のクローズアップがなくなったことで、画面と音楽の編集が
微妙に変わっていたのに気付きましたか?)

オリジナル版公開時には、E.T.とエリオットたちが飛んで行くシーンで手を叩きながら
嬉しくて大泣きしたものですが、20年経った今回は、E.T.が一度死んでしまうシーンから
ラストシーンまで泣きっぱなしでした・・・

僕も歳をとってしまったな、と。

それにしても、ジョン・ウィリアムスって天才やなぁとつくづく思いました。


Ciname Sha-verite... トップページへ