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このメールマガジン「911の今日一日」では、このサイトの管理人である911が、
参加したアラノンミーティングで学んだ事、日々の出来事、
依存症者から学んだ事などを、できる限り週に一度のペースでお届けします。

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911の今日一日『忘れてはいけないこと』

昨晩のアラノンのミーティングで、私はちょっとしたショックを受けました。
昨晩は私が一番気に入っている水曜日のミーティングでした。ここは他と比べて年輩 が多く、またとても入りやすい雰囲気があって、私はできるだけ参加するようにして います。他のミーティングではめったに手を挙げて発言する事のない私も、水曜日だ けは勇気を持って、自分の話をする気になるのです。

昨晩は、最近の自分の考えている事を発言しようと思いつつも、頭の中がハッキリと 整理されていなかったのでしょう、ダラダラしはじめて、最終的に依存症である旦那 の言動の事を口走りました。その内容はこんな感じです。 飲んでいる旦那の存在は、私の中では特に気にならないもので、別 に同じ部屋にいて も平気です。私にとって辛いのは、旦那の思想が私に影響する事です。何か話し掛け られる、そこで普通に言葉を交わせれば問題ないのですが、ほとんどの場合、言葉の 最後に喧嘩を売っているような一言を言うのです。飲んでいる事を悪く思っていると か、明日からはまた断酒するとか、それは正直な意見なのでしょう。それだけなら私 は「そうか、そうだね、いいよ、自由にしなよ、私は大丈夫」と言えるのですが、な ぜか一通りの気持ちを話した最後に彼は、「でも、少なくとも○○してないだけマシ だろう?」とか、「もう喧嘩はしたくないんだよ(あたかも私が喧嘩を始めているよ うな感じです)」など、それまで必死で冷静に聞いていた自分を一気に爆発させるよ うな皮肉を、言うのです。本当に言わなきゃいいのに、なんで最後に相手を怒らせる ような事、付け足すのか分かりません。とてもイライラするので、私はそういう時に 黙っている事で精一杯です。

アラノンでは、発言は聞く事を重視しますので、誰かの発言に対して意見を言う事は ありません。私は上記の事を言い、ミーティングが終わりました。ミーティングの後 で、私の隣に座っていた女性と少し話をしました。

私「いつも嫌みや皮肉、言い訳ばかり言うんだから、喧嘩したくないなんて言われて も素直に信じられないですよぉ。」
彼女「ま、それが病気だからね。飲んでいる時は。」

目からウロコがポロポロと、落ちる感じでした。今まで分かっていると思っていたも のをすっかり忘れて、簡単な「それが病気だからね」という言葉でストンと落ちるよ うに思い出しました。こんなに単純な言葉で!それを忘れたままで、ミーティング中 に発言して、なんと阿呆な事を口走ったものか‥。トホホ。

この病気が、いかに周りを巻き込むのか、これは具体的な飲酒問題だけではなく、飲 酒中の発言やちょっとした態度でもあります。皮肉な一言でうっかり反応すると、そ こからはいつものように喧嘩になり、突っ走ると家を出るだの出て行けだのとまで発 展してしまう。ストレスの多い毎日では、冷静でいるなど程遠く、黙っている事だけ でも限界になり、皮肉な言葉がタイミングよく耳に入ってきたとたんに、「皮肉な一 言は病気のなせる事」をスカッと忘れています。私はなるべく頻繁にアラノンに参加 し、いつもいつも、大切な事を覚えていなければいけないのです。

 

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